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執筆者の写真sogood

天賦の才

日曜日。

久しぶりにゆっくりとDAZNでのサッカー観戦。

コンサドーレ札幌 元日本代表の小野伸二 選手 44歳の引退試合。

また一人、同世代を代表する選手が現役を退きました。

まだインターネットやSNSなどがなかった僕の高校時代。

僕が住んでいた神奈川県にまで『とんでもない選手が静岡にいる』という噂を耳にするほど。

間違いなく日本のサッカー史に残る選手の一人だと思います。


「黄金世代」と呼ばれた僕と同世代1979年生まれの選手たち。

今のように『とにかく前に速く』というサッカーではなかった時代、本当に華やかで上手い選手が多く、見ていて楽しかったサッカーでした。

その中でも『天才』と呼ばれた小野選手。

彼のタッチはとにかく柔らかくて。

見ていると、まるで一人だけ「少し柔らかいボール」を蹴っているような錯覚になるんですよね。持って生まれた「関節の柔らかさ」「筋肉の柔らかさ」「靭帯の柔らかさ」がそれを生み出していたのでしょうか。

サッカーってほんとに人柄がプレーに出るんですよね(笑)


そして

小野選手を知る全ての人が感じているであろう。

なによりも「楽しそう」にサッカーをするその姿。

友達と一緒にボールを蹴る高校の部活のような。ゴールもない草サッカーを楽しんでいるかのような。

選手生命が短いサッカーというスポーツの中で、もしかしたら、長く現役を続けてこれた理由がそこにあるんじゃないのかな……と感じています。

『実績』という見方をすると、一人のいい選手ではあるのですが、何よりも「記憶に残る」ことの素晴らしさを今日改めて感じました。


キツく、辛いことも皆で楽しみながら。

「規模」や「業績」「知名度」そんなことにこだわるのも経営者の好みですが。

僕はこの sogood を、何よりも関わってくれた人たちの『記憶に残る』そんな会社にしたい。

そう考えることに、会社を長く存続させるヒントがあるんじゃないかな、と確かに思う☺





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